【お酒豆辞典】お酒の名前や分かり辛い、お酒用語集

「お酒」について、よく見聞きする「お酒の名前」や「一般的用語」ですが、実は意味を知らなかったり、分かり辛かったりします。お酒用語や健康に関する医学用語などを集めてみました。もっとお酒を楽しむコンテンツとしてご利用ください。

お酒の名前や、お酒用語集

悪玉(LDL)コレステロール
血管表面の細胞膜を作る大切な働きを持つコレステロールだが、増えすぎると動脈硬化などの原因となる。悪玉と呼ばれるのは、これが原因。

アセトアルデヒド
アルコールは体内に入ると、アルコール脱水素酵素(ADH)によって分解される。このときできた物質がアセトアルデヒド。頭痛や吐き気などの二日酔い症状は、これが原因。その後、アセトアルデヒド分解酵素(ALDH)によってさらに分解され、酢酸となる。

アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)
アセトアルデヒドを酢酸に分解する酵素のこと。

アペタイザー(アペリティフ)
Appetizer。食欲を起こす効果を持つ前菜や食前酒など、主菜の前に提供されるサービス一切を指す言葉。

アランビック・シャランテ
コニャック型蒸溜器とも呼ばれる、クラシックなシャラント型単式蒸溜器のこと。コニャックの蒸溜に使用される。

アルコール依存症
アルコールを繰り返し摂取することによってのみ、精神・身体安定が得られる症状。アルコールを自分の意志によって求める(薬物検索行動)のが特徴。

大切にしていた家族、仕事、自分の健康などよりも飲酒をはるかに優先させるような状態。

飲酒のコントロールができない、離脱症状がみられる、アルコールが自分の健康を害していることがわかっているのに止められない、などの症状がみられる。

アルコール脱水素酵素(ADH)
アルコールをアセトアルデヒドに分解する酵素のこと。主に肝細胞の細胞質にあり、アルコール処理の70~80%を担う。

アルコール度
「原容量が15℃のときに含まれるエチルアルコールの容量」が、日本の酒税法が定めたアルコール度。例えば、原容量100リットル中に、エチルアルコールが1リットル含まれている場合、アルコール度数は1度となる。

アルコール離脱症候群
長期に渡り過量の飲酒をしていた者が、急激な断酒や減酒した後に起こる症状。一般に、不安、落ち着きのなさ、焦燥、不眠、注意障害がみられやすい。

ウドンコ病
小さなカビ菌により引き起こされるぶどう樹の病気で、ぶどうを灰色がかった状態にし、乾燥させる。対策薬剤は硫黄。

エタノール・パッチテスト
アルコールに対して、「強い」か「弱い」かを体質的な面から調べる簡単な方法のこと。消毒用ガーゼにアルコールを浸して皮膚に張り付け、その際の反応で判定する。

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かけつけ3杯
酒をすすめるときに「一献いかが」という。一献とは酒3杯に酒の肴の組み合わせのことで、遅れて来た人に「この第一献目の3杯の酒を飲め」と言ったのが始まり。

機会飲酒
宴会など、機会があるときだけ飲酒すること。

ギネスブック
ギネス社発行の何でも世界一を記録する本。1955年初刊。アイルランドのとあるパブで、ギネスビールを飲みながら「誰が世界一か」で論争をしたのが出版のきっかけ。

血栓
血管が破れた際、止血の役割を果たすのが血栓。ただし血液の状態によっては、動脈硬化症や血管炎などの血管壁の障害や、血流異常ほか、血管閉塞の発症原因となる。

高脂血症
中性脂肪やコレステロールなどの血中脂肪が、異常に増えた状態のこと。

抗酒剤
アルコール反応誘発物質のこと。少量でもアルコールが体内に入ると、嘔吐や頭痛、呼吸困難などをもたらす。苦痛を味わうことで、飲酒を抑制させるのが狙い。

酵素誘導
遺伝子を転写する際、促進させたい場合に多く用いられる。そのほかにも、メッセンジャーRNAの安定化や酵素タンパク質の分解抑制の際にも使用する。細胞に特定の誘導物質を与え、特定の酵素の合成が引き起こされ、酵素量が増加する現象。

混成酒
醸造酒や蒸溜酒に、果実や薬草などから抽出したエキスに香味を加えて添加したもの。

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酒酔い運転
「アルコールなどの影響により、正常な運転が困難な状態」を指す。一般に基準値以上のアルコールが検出された場合となるが、実際の道路交通法ではアルコール量の数値的な基準はない。

嗜癖
あることを特に好きこのんで行なう癖。最近では嗜癖や習慣性という用語の代わりに、薬物依存という言葉を使う。アルコール・薬物などの刺激を絶えず求める病的傾向。

脂肪肝
肥満、アルコール摂取、肥満型糖尿病、栄養障害・不良、中毒性肝障害、循環障害などの影響で、肝臓の脂肪量が極端に増加すること。

死亡率
単位時間内(通常は1年間)に発生した死亡者数の割合のこと。対象は特定した人口集団となる。通常、総死亡の場合は人口1000対となり、死因別死亡の場合は人口10万対で示す。死亡率は、その集団の健康水準を示すために必要な公衆衛生指標である。

習慣性飲酒
晩酌や寝酒など、習慣的に飲酒すること。

酒気帯び運転
呼気中のアルコール濃度が、1リットルあたり0.15ミリグラム以上の検出が認められた場合のこと。

循環器疾患
心臓や血管が、障害を受けたことで起こる病気。脳血管疾患、虚血性疾患、高血圧性疾患などがある。

上戸(じょうご)下戸(げこ)
昔は成人が6~7人以上いる家を上戸、4~5人は中戸、2~3人は下戸といった。上戸では冠婚葬祭に用いられる酒も多く,そこから酒をたくさん飲む人を上戸というようになった。

醸造酒
果汁の場合は原料のまま、穀物の場合は糖化させてから、酵母を用いて発酵・濾過させたもの。ワイン、ビール、日本酒などがこれに属する。

蒸溜
発酵液を加熱させることでエチルアルコールを蒸気に変える。これを順次冷却し液化させたものが蒸溜酒。蒸溜後の液体は、元の発酵液よりアルコール分が濃くなっている。

生活習慣病
食・運動習慣や、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣がもたらす疾患の総称。がん、心臓病、糖尿病などがある。

善玉(HDL)コレステロール
肝臓や小腸で合成される。全身の血管壁の中から過剰なコレステロールを抜き取り、肝臓に戻す働きを持つ。血液中にHDLが多いと動脈硬化にかかりにくいことから、善玉コレステロールと呼ばれている。

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胎児性アルコール依存症(FAS)
妊娠中に飲酒した妊婦から生まれた子供が、その影響で異常をきたすこと。出生前・後の発育障害や中枢神経系障害、頭部顔面域の形成障害を満たすもの。妊娠母体の飲酒量は1日平均60~110ミリリットルと定められているが、個人差があることは否めない。

ダッシュ
ごく少量しか使用しないカクテルの材料を示す量単位。シロップやビターズなどに用いられる。

多量飲酒
1日平均60g(純アルコール換算)以上の飲酒。アルコールにまつわる問題のほとんどは、多量飲酒者が引き起こしている。

60gとは、
日本酒・・・3合
酎ハイ(350ml缶)・・・3本
ビール中瓶(ロング缶)・・・3本
焼酎(25度)・・・300ml(1.7合)

飲酒量(g)= 飲酒量(ml)× 酒の度数 × 0.8

単式蒸溜器(ポットスチル)
銅製の大きな器のことで、蒸溜行程を一度ずつ行なうので単式と呼ぶ。香味成分が多く含まれた蒸溜液を抽出することができるのが特徴。

チェイサー
一般的には水のこと。強い酒を注文したときに、横に添えられる軽い飲み物。

中性脂肪
体内にある脂肪の一種で、生命維持のために必要なエネルギー源。過剰摂取や無理なダイエットを行なうことで脂肪が蓄積され、肥満の原因となる。

痛風
高尿酸血症から発症する疾患。遺伝素因が大きく関与するとされ、発症機序は尿酸生成過剰や尿酸排泄低下、もしくは両者が混在することなど様々である。

泥酔
泥の中に住む虫は泥から出ると動きが鈍くなりヨロヨロと歩く。この様子が酔っ払いに似ていることから、泥虫のように正体がなくなるまで酔うことをいう。

適正飲酒
日本酒換算で1日平均1合(純アルコールにして約20g)の飲酒のこと。適切な飲酒行動を奨励させるために定められている。

糖尿病
膵臓のインスリン産生細胞(β細胞)のインスリン分泌不全あるいはインスリン標的細胞での作用不全によっておこる糖、タンパク、脂質の代謝異常のこと。合併症には、網膜症、腎症、神経障害などがある。

動脈硬化
動脈の壁が弾力を失い硬化すること。血管の内膜または内膜下組織にコレステロールやカルシウムが溜まり、血管の内腔が狭くなり血液がスムーズに流れなくなる。

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尿酸
尿酸の形成は、食物としての摂取、体組織核タンパクの崩壊、グリシン・キ酸などからの生体内合成の経路で行われる。プリン体の代謝産物。体内での合成・排泄のバランス異常により血中の尿酸が過剰になると、痛風になる。

脳血管疾患
脳卒中ともいう。脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など、脳の血管の障害による病気の総称。

左きき
酒飲みのこと。大工が左手にノミを持つので、左手をノミ手という。ここから酒飲みのことを左きき、左党というようになった。ちなみに霞(かすみ)を汲むとは酒を飲むことをしゃれていう言葉。

二日酔い
翌日まで酔いが残っている状態。

ブラックアウト
飲酒中やその直後にとった自分の行動のうち、その一部の記憶が翌日には消えていること。アルコール性記憶喪失ともいう。ブラックアウトの出現は、アルコール依存症の入口とされる。

フラッシング
飲酒の際、顔が赤くなるなどの身体的反応のこと。アセトアルデヒドの作用が原因。

無礼講
身分の違いなどからくる礼儀作法をなくして、大いに楽しもうではないかという酒宴。会社の忘年会などでよく使われる言葉。反対に礼儀重視の酒宴を「慇懃(いんぎん)講」という。

フレンチパラドックス
他の欧州人と同程度の脂肪を摂取しているにもかかわらず、フランス人だけが心疾患にかかる率が低いという現象のこと。最近の研究で、それはフランス人の生活スタイルや、ワイン・オリーブオイルの適度な摂取によることが解明された。

ホモシステイン
心臓病の原因物質といわれる。LDL-コレステロールの血管壁への沈着を促進するほか、コラーゲン繊維の過剰な合成を引き起こしたり、血管障害、血栓症などを引き起こす。

ポリフェノール
抗酸化物質として働くほか、体内の悪玉コレステロールの酸化を防ぐ役割を持つ。お茶、赤ワイン、ホップ、ブルーベリー、大豆などに含まれている。

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マラスキーノ・チェリー
デコレーション用のさくらんぼのこと。カクテルに用いられる。

マリッジ
ブレンドを経たブレンデッドウイスキーを、香味を馴染ませるために、再び樽に戻す行程のこと。

ミクロソーム・エタノール酸化系(MEOS)
肝臓でのアルコール処理における、アルコール脱水素酵素(ADH)のもう一方の系。体内のアルコール濃度が高くなると働くようになり、アルコール代謝の20~30%を担う。本来は主にタンパク質合成、一般的薬物や異物の代謝を行なう。

葉酸
ビタミンB複合体のひとつ。生体の組織細胞の発育や、機能を正常に保つために必要な因子で、特に巨赤芽球性貧血や白血球減少症に有効である。酵母、肉、肝臓、緑色野菜に多く含まれる。

罹患率
一定の期間内(通常は1年間)に新発生した疾病異常者数の人口割合のこと。疾病異常の発生を直接示す指標であり、臨床医学・疫学の研究に用いられる多くの指標の中で最も重要視される。しかし疾患の種類によっては、問題点も数多く、慎重な判断が要求される。

連続式蒸溜機(カフェ式蒸溜機)
蒸溜液と廃液とを分離する機械。発酵液を連続して蒸溜することができる上、高濃度で香味成分の少ない蒸溜液が製造できる。この発明で蒸溜酒づくりが飛躍的に進歩した。

悪酔い
飲んで数時間のうちに起こる症状で、アセトアルデヒドが血中で一定濃度以上になったときに起こる異常な症状。

J(U)カーブ効果
飲酒量を横軸にして、死亡率もしくは発病確率を縦軸にしたグラフを作成すると、「J」や「U」字型の曲線となる現象のこと。ただし適量の飲酒は、無飲酒者より健康に良い影響をもたらし、とくに心臓病(冠動脈疾患)の死亡率や罹患率を減らすことが解明されている。

Proof
輸入洋酒に用いられるアルコール容量の単位。日本方式のアルコール度数に合わせると、100Proofは、100に0.5を掛けた50度となる。

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